9月6日、自動車総合学科の学生全員による第9回技能コンクールを開催しました。

この技能コンクールは、自動車整備士を目指す本校の学生たちが年に一回、日頃の実習授業などで培った整備技術を競う大会です。

競技内容は各学年の授業内容に合わせて設定されており、4年生となると、1台の車を一人で総合的に点検します。また整備作業に加えてお客様に行う整備説明の技術も競技内容に入っており、自動車の知識と現在の自動車整備士に求められるプレゼンテーション能力も試されました。

当日会場には、自動車ディーラーの方を始めとした多くの来賓の方や、将来、自動車整備士を目指している高校生の皆様などにご来場頂き、盛大に開催しました。

過去にこの技能コンクールを経験した卒業生の中には、就職してから各自動車ディーラーで行われる整備技術大会で優秀な成績をとっている人もいます。さらに、各自動車ディーラーの会社代表に選ばれて、全国大会に出場している卒業生も多くいます。このことから、本校の自動車総合学科の授業内容のレベルの高さが感じられます。

本校の教員からは、「技能コンクールのレベルが年々向上していて、今年は特に過去最高の出来だった。」という声も聞かれました。また、来賓の方からも「選手のきびきびとした作業や大きな声を出しての安全な作業に感動した。」「4年生は実際の工場で働いても良いレベルで、安心感があった。」等のお褒めの言葉をいただきました。