7月某日 こども総合学科お菓子コース1年生の製菓実習がありました。
この日は、松江市にあるパティスリーキュイールのパティシエ金見先生の授業で、「タルト・フレーズ」「タルト・オランジェ」「クレーム・ダマンド」「生チョコ」を教えていただきました。

タルトは、前回準備しておいた「パート・シュクレ」を使ってつくりました。
生地を伸ばしてタルトレット(タルトの型)に敷きこむ作業を、金見先生がデモンストレーションして見せて下さった後、学生達が挑戦しました。先生はさっ、さっ、さっと簡単そうに作業しておられましたが、実際にやってみると、体温と室温で生地があっという間にだれてしまい、大苦戦しました。中には、ダレた生地を触りすぎて、使いものにならない状態にしてしまう学生もいました。大変難しい作業でした。

また、「タルト・オランジェ」に使うオレンジの切り方として、「房どり」という方法を教えていただきました。普段、包丁を使い慣れていない学生達ですが、意外と上手に作業を進めることができました。

試食のときに、金見先生より「生チョコ」にちなんで、チョコレートについてのお話がありました。お菓子にはカカオ60%以上のチョコレートを使用すること、70%以上になると苦味が強くなるため、食べる人の好みが分かれてしまうということでした。また、市販のチョコレートには乳化剤などの添加物が入っているため、口どけが悪いというお話もありました。
大変参考になります。ありがとうございました。