6月4日 こども総合学科お菓子コース2年生の、製菓実習がありました。この日はパティシエの金見先生の授業で、「タルト・オ・シトロン」「マンゴープリン」「紅茶のクレーム・ブリュレ」を、教えていただきました。

「タルト・オ・シトロン」は、前回の授業でつくっておいたパート・シュクレ(タルトの生地)を使いました。パート・シュクレを薄く伸ばして、タルトの型に敷いて焼くという作業までは前回と同じ作業のため、手際良く進めることができました。

タルトに詰めるレモンクリーム作りは、焦げやすいため、混ぜ続けることがポイントになります。学生達はクリームを飛び散らしながら、ひたすら混ぜ続け、レモンの香りと酸味が美味しい、クリームができました。
「マンゴープリン」は、ゼラチンと牛乳・乳製品を使用するため、温度の管理がポイントです。温度計を使いながら慎重に作業をして、滑らかなマンゴープリンを作ることができました。

金見先生より、「紅茶のクレーム・ブリュレ」の「ブリュレ」は、「焦がす」という意味だと教えていただきました。クレーム・ブリュレに焦げ目をつけるため、カソナードというラム酒のような風味のする砂糖とグラニュー糖を合わせたものを振りかけて、ガスバーナーで焼く作業をしました。学生達は、初めてガスバーナーで作業するにも関わらず、皆恐れを知らず強気で「炎」を扱っていました。頼もしい限りです。